2014年8月12日火曜日

骨パジェット病

夫の体臭は相変わらずだが、CT検査結果では何も問題が発見されなかった。次は皮膚科の検査もする予定だ。主治医は皮膚科の診察が必要と承認してくれないので、自費診察になってしまう。しかしCT検査では他の問題が発見された。骨パジェット病の可能性があるそうだ。これは遺伝性のもので、骨粗鬆症に似た症状もある病気だ。骨パジェット病は初期は余り症状がないので、こうして偶然発見されることが殆どらしい。

難病情報センターのサイトにはこう書いてある。

夫の洗い立てのシャツ
でも臭いが残っている
局所で、異常に亢進した骨吸収とそれに引き続く過剰な骨形成(骨リモデリングの異常)が生ずる結果、骨微細構造の変化と骨の形態的な腫大・変形とそれに伴う局所骨強度の低下を来す疾患である。
罹患骨の疼痛と変形が主な症状であり、頭蓋骨、顎骨、鎖骨など目立つ部位の腫脹・肥大や大腿骨の彎曲がみられる。四肢の罹患骨は骨折を、顎骨の変形はかみ合わせの異常や開口障害などの歯科的な障害、頭蓋骨の肥厚・肥大は難聴、視力障害、脊柱の肥大は脊柱管狭窄症などの神経学的な障害を来す原因となる。若年性、症候性の骨パジェット病は多骨性あるいは全身性で骨の変形も強く、高齢者に散発性に生ずる骨パジェット病に比較して変形や機能障害が強い。症候性のものに関しては骨変形に伴う機能障害に加えて他の症状を重複する点でより支障は大きい。

もしかしたら、長男がこの骨パジェット病なのではないか、と心配になった。実は長男は子供の頃からいつも骨の痛みを抱えていて、ここ数年は特に尾てい骨の痛みでお医者さんに診察してもらっている。が、原因はわからない。膝の痛みも小さい頃から訴えている。もしかしたらこれは骨パジェット病の症状なのだろうか。

夫の家系には脊椎側弯症もあり、義妹は脊椎の大手術を2度受けている。これは遺伝性の病気で、夫の兄弟姉妹は全員かなりの猫背だ。長男もやはりこの病気を受け継いでしまった。しばらくは専門医に通っていたが、これは大事には至らなかった。

骨パジェット病の場合こういう画像が
映るらしい
骨パジェット病に関しては、夫は病院でレントゲン検査も先週受けた。が、もっと検査が必要だそうで、次はMRIの予定だ。確定した時点でお父さんがこういう病気だ、ということを長男には伝えるつもりだが、だからお医者さんに行けとも言えない。

18歳ならまだしも、28歳になった息子だ。親からの指示や提案は苛つくことだろう、と思う。でも、本当はとても心配だ。今日も腰が痛いということで職場からお医者さんに行って帰って来た。痛み止めを処方されている。足も痛いそうだ。

ん〜、もしかしてこれは骨パジェット病というよりも
単なる外反母趾?