2014年7月12日土曜日

サンノゼから京都まで

夏の日本までのフライトは比較的楽だ。冬に比べて1時間以上フライト時間が短く、10時間45分の旅だった。関空に着いたのは2時45分。シャトルバスで家に着いたのが5時。早速父の所に行くことにした。
今日のシャトルは満員
隣の中国人家族と日中関係改善の
ために身振り手振りで会話

家の近所の川は水量が増えていた



6時半にホームに行くと父はまだ夕食の最中だった。普段は6時頃までにすんでいて、その後おやつを食べながらおしゃべりするのだが、今日は喉に詰まるのが不安、ということで食べない。鰻のお寿司を持って行ったが、詰まるかもしれないから食べたくないと言う。

娘がアメリカから帰って来たということも、理解はしているのだが、嬉しそうな顔をするわけでもない。自分の身体の不安の方が最大の関心事なのだ。今までは日本に帰ってホームに行くと、父は喜んでいたのに今日はそんなそぶりはゼロ。
最近トイレの失敗の多い父
ポータブルトイレを入れてもらったが
父にはトイレだと認識できない

夜の薬を飲まないといけないのもあり、おかゆに鰻を小さく切って入れてスプーンで口に入れてあげるが、一口一口咀嚼したあとティッシュに出してしまう。喉に詰まるのが不安ということだ。

今日はさすがに疲れたので、不安だからここにいてほしいと言う父をスタッフに頼んで、8時前に帰ることにした。スタッフも人手が少ない夜に、父のような入居者をケアするのは本当に大変なことだ。が、とにかく今日はお願いするしかない。


それにしても今朝サンノゼの家を出てから、そんなに時間がたってないように感じる。やはり西海岸から日本は近い。

サンノゼから京都まで
たった3949歩