2014年5月15日木曜日

住宅ローン

繰り返すが、ベイエリアには今家を買いたくても物件がない。ソーマ地区には特にない。


サンフランシスコの中では便利で新しい地域、いわゆる英語でup and coming areaと表現される地域だ。これから人気の出る地域。いや、もう人気が出ているので物件がない。ただどんどん開発が進んでいるので、これからもっと物件は出て来るだろう。

が、次男は待ってられない。今住んでいる地域は便利だが危険な地域と隣り合わせ。親としては心配だ。次男のガールフレンド、マリー(仮名)の両親も心配しているらしい。マリーの両親は次男が一緒に住み始めたことに大喜びだそうだ。次男がコンドーを買ってマリーと住むなら、今までマリーが払っていた家賃をそのまま、次男に払ってくれるということ。これは助かる。

が、物件がない。だから、いっそのこと2LDKを買って、取りあえずそこに次男とマリーが住む。いずれ私たちの家が売れて、私たち夫婦がサンフランシスコに移る準備ができたら、その2LDKに引っ越すというのはどうだろうか。この方法だと予算を少し上げることができるので、その分物件の選択肢が増える。

私たちは今の家を担保にローンを借りる。次男は次男でローンを借りる。頭金は余りないがローンでなんとか支払えるのではないだろうか。しばらくは苦しいだろうが、その間に今の家を最低限修理して、ステージングして売る(ステージングについては後日詳細を書く)。

こんな感じ?
物件がないということは、家を売っても自分たちが次に住む家が買えないという可能性が大きい。実際ベイエリアでは家を売りに出していた人たちが、売れそうになった途端次の家が買えるのか、と不安になって市場からおろしてしまう、ということを書いた。それが一番怖い。この方法ならその問題点もクリアする。

次男にそのことを話したらものすごく乗り気になっている。今朝銀行のローン担当者に電話してみた。今週末私たち夫婦、次男、マリーとで担当者のオフィスに行って話す事になった。

ところで、2LDKだと約100㎡の居住スペースだろう。今住んでいる家は232㎡。築15年なのでアメリカでは比較的新しい家で、収納スペースが多い。特に書斎、玄関、階段は中2階にあるので、その下が全て収納スペースになっていて、広大なスペースだ。ここにクリスマスの物、スキー用品、などの季節の物や捨てられないもの、将来必要なものなどが入っている。

家具も多い。これらを3分の1にしないといけないだろう。いや、5分の1か。でも、それはいいことなのかもしれない。シンプルに徹した生活。いつもホテルに滞在する度に思う。コップ1個とお皿が1枚あれば人間生活できるんだなあ、と。家具はこの数点が気に入っている。これだけは持って行く。あとはもういい。

この椅子とクッションの組み合わせ

黒い革の椅子2脚


クタクタだが座り心地のいいい革のソファ
おっと、これも。

去年買った『あの』オットマン