2013年11月21日木曜日

家庭教師

目が覚めてすぐユナイテッドのサイトを見た。昨日まではマイレージで予約しようにもビジネスクラスの空席しかなかった、と書いた。UAの空席状況は日々変わる。どういう操作をしているのかわからないが、前日まではガラガラだった飛行機も、当日になると満席になることがある。当日突然団体による予約が入る、ということはありえないそうなので、一体どういう理由なのか。

今朝は24日のエコノミー席が出ていた。すぐ予約する。エコノミープラス席は155㌦だった。Close-in chargeというぎりぎりの予約にかかるペナルティが77㌦。全部で275㌦だった。正規のチケットに比べるとものすごく得した気分。それにしてもエコノミープラス席は高過ぎる。ついこの前までは99㌦だったのに。悔しい。

久しぶりに友人Mとランチを食べに行って帰宅すると、日本語の先生からメールが入っていた。近所にある高校で、この先生の代講を1月から2月にかけてした。日本語クラスの生徒で家庭教師が必要な子がいるので、私のメールアドレスを教えた。連絡が来るかもしれない、ということだった。

半分だけ食べた
残り半分は長男のお腹に

夕方生徒のお母さんから娘ジュリー(仮名)を教えてくれないか、というメールが来た。喜んで教えたいのですが、実はこの日曜日から日本に2週間行きます。その前に1度、そして帰ってからクリスマスまでの2週間に、週2回1時間ずつのレッスンでどうでしょうか、と返信した。それでいい、という返事が来た。


ジュリーという名前の生徒が1月に教えたクラスにいたが、もしかしたらその子かもしれない。とても明るい素直な子だった。

2月22日のブログにも書いたが、クラスを持つと生徒一人一人に絆を感じるようになる。勿論家庭教師をしても同じような絆を感じ始める。だから、生徒には『この先生に習って良かった、成績も上がった、幸せ!』と感じてほしい。そのためにはかなり自分の時間を費やして尽くしてしまう。

プロジェクトを完璧に仕上げてほしいと思うので、できあがった所でスキャンして送りなさい、最終チェックをしてあげるから、とつい言ってしまう。生徒の中には図々しい子もいる。何度も何度も宿題をチェックしてほしい、と送って来る。プロジェクトを何度も直しては送って来る。答えを教えるわけにはいかない。だからそのたびに電話して間違った所を一緒に考えてみる。全て無料だ。


さすがに夜11時を過ぎて、プロジェクトや宿題を何度も送ってこられると疲れてしまう。が、生徒がかわいいのでついつい許してしまう。中には『う〜ん、この子のこういう性格、問題だなあ。』と思う子もいる。なのにそんな子に対しても愛情を持つようになってしまうのだ。だから始末が悪い。どんどん無料でしてあげるサービスが増えて行く。

以前中学生に数学を教えていた時のことだが、生徒の親に代わって先生とメール交換をするようになったことがある。あげくの果てに親の代わりに懇談会にまで行ったりする。2時間ぐらいかかる。それも無料でしてしまう。その生徒が心配だから、ついつい先生と話してどうにかしてあげたい、と思うようになってしまうからだ。こうして自分の首を絞める。

だから、学習した。無料はダメなのだ。どんどん自分の仕事が増えてしまう。宿題チェックをするのなら、例えば1ページ10㌦でもいいから課金するのだ。そうすれば果てしない無料サービスに苦しむことはなくなる。

これからはちゃんと料金を取るのだ!で、そのお金でにっくきユナイテッドのエコノミープラス席料金を払うのだ!!

なんか宣伝してますね