2013年5月20日月曜日

次男の出張

次男をサンノゼ空港まで送って来た。今日は日曜日だが、夕方6時15分のフライトで金曜日までアリゾナに出張する。


次男は去年の6月に大学を卒業後、すぐにある会社の営業所に就職した。この会社はブートキャンプと呼ばれるほど、過酷な労働を要求される会社と言われる。しかし、そこでマメージメントトレイニーと呼ばれる、管理職に進むのを前提とした仕事に就いた。

理不尽な要求をする客に耐えながらも、8ヶ月間良い成績を収めた次男は、先月好条件で転職した。今13週間の研修期間中だが、明日の朝からはアリゾナで研修が始まるので、今日のうちに移動したわけだ。時給は家を出る午後4時から支払われる。

シャツ4枚、替えのスラックス1枚、ジーンズ1本、下着、Tシャツの他に何かいるかなあ、と聞いて来る次男。ついつい鞄の隣に投げてある洋服を折り畳んで詰めてあげてしまう。ナイロン袋にお手拭きやガムなどを入れる。


アメリカのホテルでは歯ブラシ、歯磨き粉、櫛が用意してない。だから、自分のを持って行く必要がある。

耳管狭窄症がある次男は耳用の薬もたくさん入れていた。この辺り体調に関してはかなり神経質な次男は、祖父に似ているところがある。

SJ空港は最近新しく建て直されてきれいになった。日系人市長の名字にちなんで、MINETA INTERNATIONAL AIRPORTという名前だ。


ハグをしたあとターミナルに向かう次男の後ろ姿はもう大人の男だ。初めての出張に行く姿をいつまでも見送りたいが、空港は送迎の車がエンジンを止めて停車することもできない。人をおろしたらすぐ発車しないといけない、という規則になっていて、係官が厳しく見はっている。


サンフランシスコ空港も然り。車は送迎の際、人を昇降させる時のみ一時停止することができる。車の中で待つ事はできない。10秒でも待っていると、係官が飛んで来る。

待たないといけない場合は、空港から車で3分ぐらいの所に、『携帯電話エリア』という看板の出た所がある。そこで待つ。


さて、アリゾナには予定より15分早く着いた次男からSMSが送られて来た。耳栓のおかげで全く何も感じなかったそうだ。どうもかなり不安だったらしい。


着陸した瞬間にSMSを送って来る次男は、なんというか『かわいい盛り』?

このブログ、嫁(まだいないが)には読ませられんな。